今回はモウセンゴケの育て方についてお伝えしようと思います。GWになるとホームセンターでは、ウツボカズラ、ハエトリソウなどの食虫植物が多く展開されてきています。その個性的なラインナップのなか、異様な形をしているのがこのモウセンゴケです。
そのような悩みをおもちの方に参考になる記事だと思います。ぜひご覧くださいね!
他にもウツボカズラや、ハエトリソウの育て方をご覧になりたい方はこちら!
また、植え替えの用土についても記事を書いています。おすすめの用土はこちらから!
モウセンゴケの育成環境をこれで整えましょう!
モウセンゴケとは?
モウセンゴケとは、北極南極以外なら幅広く分布している食虫植物になります。ということは、日本にも分布しているということですね!有名どころだと、トウカイモウセンゴケ、イシモチソウなどが挙げられるでしょう。
食虫植物といわれる所以は、葉に沢山の粘液を分泌して虫を捕まえるからです。その捕虫率は他の食虫植物よりも高く、環境によっては、すぐに葉が虫だらけになってしまいます。分泌された粘液はそうそう離脱できず、暴れれば暴れるほどくっついてしまいます。なんと恐ろしい・・・
モウセンゴケの管理・育て方
まずモウセンゴケの自生地から考えていきましょう。
モウセンゴケは、主に湿地帯に生息しています。ですので、食虫植物と言ったら・・・
ミズゴケですね!
しかし、用土は特にこだわらなくてよいです。鹿沼土や赤玉土、パーライトなど肥料分のない用土で植え付けましょう。市販のモウセンゴケでしたら、水と日光さえあれば特に問題無く成長します。
管理のポイントとしては
です!
1水の管理
水は絶対に切らさないようにしましょう。管理の仕方としては腰水がおすすめです。受け皿等に水をいれて、鉢の下の部分を水につからせます。そうすることで、水切れを防ぐことができます。
水やりは、週に2回~4回くらいです。私の場合は特に決めていませんが、用土がややかわいてきたな~と思ったら水を上げています。気温や天気に左右されますからね。
2日当たり
日当たりはよいほうがいいです。しかし、真夏の直射日光は粘液を出さなくなったり、葉焼けで枯れてしまったりします。明るい窓辺や屋外の明るい日陰などがよいでしょう。粘液を楽しみたいなら屋内のほうがおすすめです。屋内の方が粘液が多く分泌していました。屋内のデメリットは、埃などの余計なものがくっついてしまうことです。これは置く場所で解決できそうですね♪
3空中湿度
粘液を最大限楽しみたいなら、空中湿度が大切かと思います。年間を通して育ててみて、外にそのまま出したり屋内にそのまま置くよりも、水槽内のほうが粘液の分泌がよかったです。水槽を準備できないときはこまめに葉水してあげることで空中湿度を高めることで、キラキラした葉が見れますよ!
増やし方
モウセンゴケは、他の食虫植物に比べよく増えます。主な増やし方としては、
種・株分け、根伏せです。
花をよく作る品種は(カペンシスなど)ほっといても勝手に増えます(笑)むしろ、増えすぎて気づいたら他の鉢に増殖していたり・・・逆に管理が難しいですね。
株分けは、生長点が複数出てきたときに行います。新しい芽が出てくるところが増えてきたタイミングで、植え替えついでに分けましょう。
根伏せは、根っこをバツンと切って、植えるだけです。え!と思われるかもしれませんが、水やりしてれば大量に繁殖します。
いや~モウセンゴケは本当に繁殖力が強い!!
モウセンゴケおすすめの品種
モウセンゴケのおすすめの品種は以下の三つです
1アフリカナガバモウセンゴケ(カペンシス)
2フタマタモウセンゴケ・ヨツマタ・ヤツマタ?(ビナータ)
3ツルギバモウセンゴケ(アデラエ)
1カペンシスは、もっともポピュラーな品種です。ザ、モウセンゴケですね。繁殖も管理も簡単で耐寒性も高く育てやすいのでおすすめです!
2ビナータは、葉の先が二股になっています。不思議な形で面白いです。他にも4、8股があるとか・・・細い部分が不安定で、雨が降るとダラーンとします(笑)
3アデラエは、葉のほとんどが粘液におおわれていて見ごたえのある品種です。これもとてもよく増えますし、捕虫力も最高です。
まとめ
モウセンゴケはキレイで虫も取ってくれて素晴らしい観葉植物です。ぜひ育ててみてくださいね♪
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