今年の初夏にハエトリソウを買った方で、上手に夏を越すことができた方
おめでとうございます!
無事に夏を乗り切ることができると
秋のハエトリソウを見ることができますよ!
秋のハエトリソウは真っ赤に色づき最高にかっこいいです。
ということで今回はハエトリソウについてです。
しっかりとした環境で育てられている方は、ハエトリソウの根元を見てみてください。
そんな方はチャンスです!!!
株分けで殖やすことができますよ!
今回はハエトリソウの植え替えをするときは株分けで殖やす方法を紹介していきたいと思います。
目次
ハエトリソウの根元を確認しよう
ハエトリソウを株分けしようと思ったら、まずは根元を確認しましょう。確認するポイントはこちら!
ハエトリソウが株分けできるのは上記の場合になります。まずは、自分のハエトリソウの株元の様子を見てみましょう!
ちなみに赤ちゃんハエトリはこんな感じ
ハエトリソウの用土を確認しよう
株分けをするために植え替えするのもいいのですが、用土の状態がいいのに無理して植え替える必要はありません。ですのでまずは用土の状態を確認しましょう。特にミズゴケで植えている場合は要注意です。
ミズゴケの場合の見分け方
ミズゴケは表面が緑色のヌメヌメが出てきたら植え替えを検討したほうがいいですが、この場合、表面だけ少しはがすと内側はキレイな場合が多いです。気になる場合は植え替えちゃいましょう。
ほかにも、安いミズゴケを使うと雑草が大量に生えます。(私は今シーズンミズゴケをケチってしまい大変なことに・・・)
雑草が沢山生えると、ハエトリソウにしっかりと日光が当たらず、葉がひょろひょろしてしまうため早めに手をうつ方がいいでしょう。こちらも植え替えサインです。
なるべくいいミズゴケを使うのが好ましいですね
砂利系用土の場合
今シーズン砂利系で植え替えた方は、当分植え替える必要は無いでしょう。しかし、冬越しを考えるとやはりミズゴケが好ましい気がします。砂利系用土でも越冬は可能ですが、霜により用土が盛り上がり、株が安定しにくく根が表面に出てきちゃったりします。こうなると株がかなり弱ってしまうので注意が必要です。心配な方は植え替えを検討しましょう。
ハエトリソウを植え替えよう
ここまで上記のことを調べた方は、いよいよ植え替えです。ここでは、簡単に植え替えの手順をご紹介します。
2.ハエトリソウの根の周辺の用土を落とす。
3.ハエトリソウの根を確認(黒い根の先が白いと健康的です)
4.ハエトリソウを植える鉢に用土を少し入れる。
5.ハエトリソウの株元から根までをミズゴケで包む(ミズゴケの場 合)
6.ハエトリソウを鉢の中心に植え、周囲を用土で埋める
7.上から水をかけて排水を確認
植え替えの方法はこのような流れになります。株分けをしないのであれば、このような植え替えでいいのですが、今回は株分けをしますので次は株分けの説明をします。
ハエトリソウを株分けしよう
ハエトリソウの株分けのやり方を紹介します。分けるときのポイントも紹介しますのでご確認ください。
株分けは、しっかりと株が分かれているところで行いましょう。何を当たり前のことをと思われるかもしれませんが、株分けは強引に行うこともできるのです。私の場合、間違えて成長点を外してしまった苗が、数か月後に沢山仔吹きしたものがあります。しかし、復活率は高くないでしょう。枯れているように見えても根気強く水やりをしなければいけなかったりもします。ということでなるべく簡単にほぐれる株をみつけて外すようにしましょう。
もし、少々無理やり株分けをするなら節のところから少し力を入れて必ず根が残るように株分けをしましょう。この時、葉は必ず数枚つけた状態で外しましょう。分ける株も大きいものでないと成功率が下がりますので注意が必要です。
ハエトリソウは秋も成長するよ!
ハエトリソウは、春先から夏までが成長期のイメージがありますが、秋もまだまだ成長します。しかもハエトリソウはフォルムチェンジするのです。まず葉が平坦な展開になってきます。エレクタタイプから、ロゼットタイプになるということですね。そして、葉の色が真っ赤に色づいてきます。これは日中の暖かさと夜の寒さの寒暖で起こる紅葉と同じですので気にせずに育てていきましょう。私はこの秋のハエトリソウが最も好きです!
ハエトリソウを株分けで沢山殖やそう!
ハエトリソウは枯らしてしまう方が多いですが、しっかりと管理することで丈夫に育ち沢山殖やすことができます。多い時には1株から9株まで殖えたこともあるのでぜひ沢山殖やしてみてください!
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