こんにちは
春の温かさとともに花粉で鼻が機能していないDミックスです・・・
今回はヘリアンフォラについて紹介します。
ヘリアンフォラは不思議だけど神秘的な植物なのでぜひ注目してみてください!
他にもいろいろな食虫植物が存在します。代表的なハエトリソウとウツボカズラの育て方はこちら!
目次
ヘリアンフォラとは
ヘリアンフォラとは、ギアナ高原に自生する珍しい植物です。そこは赤道に近い熱帯ですが、標高が高く、涼しい気候にあり、なおかつ年間を通して降雨量が非常に多いため、特殊な進化をしている植物も多いそうです。見た目は筒状で、葉の先にネクタースプーンというスプーンのような蜜腺をもっています。そこから、麻痺効果のある甘い蜜を分泌し虫をおびき寄せ、麻痺した虫を筒の中に落とすという面白い特徴があります。
また、ヘリアンフォラは成長がゆっくりな時と、どんどん成長するときがあります。気温や湿度が関係してきますので、管理は少し難しい植物です。
ヘリアンフォラの育て方
ヘリアンフォラの育て方 日当たり編
日当たりはよいところが望ましいです。しかし、直射日光は避けましょう。以前、ある真夏の日にたまたま簾がずれてしまったときは、ヘリアンフォラが溶けてしぼんでしまいました・・・本当にすぐ枯れてしまうので日光の当てすぎには注意しましょう。
おすすめの管理方法は、LEDライトによる水槽栽培です。見ごたえもありますしおススメですよ!
ヘリアンフォラの育て方 水やり編
用土は常に湿らせることが大切です。しかし、腰水はあまり深くしている人は聞いたことがないです。根の通気をよくするためにも腰水ではなく、週に1~2回頭から株全体に水をたっぷりかけてあげましょう。また、ヘリアンフォラもウツボカズラやセファロタスと同様に空中湿度が必要になりますので、密閉した衣装ケースや水槽栽培がおススメです。目安は60%以上です。可能なら噴霧器等があるとより現地を再現することができますよ!
ほかにも空中湿度を上げるために、ペットボトルをかぶせている方もいるみたいなので、安価に育てていきたい方はこちらもおススメですね!
ヘリアンフォラの育て方 温度編
温度は最低でも10℃前後、真夏は高くて30℃には押さえたい所です。20~25℃になると、葉の展開もよくなるのでそこを目指して調節しましょう。夏は涼しくするように、冷房や明るい日陰におくなどの工夫が必要です。
ヘリアンフォラの育て方 用土編
用土はミズゴケがおススメです。用土の湿度だけでなく、空気中の湿度も少し保ってくれますし、管理が簡単になります。他にも、鹿沼土、パーライト、軽石などの配合用土でもぢ丈夫です。鉢は、通期のいいスリット鉢や三角コーナー(以外におススメです)がいいでしょう。
ヘリアンフォラの育て方 増やし方編
ヘリアンフォラは主に株分けで増やすことができます。根っこが付くように株を手で分けてあげて、別の鉢に植えましょう。私は前回株分けで失敗してしまい、根っこをつけることができなかったのですが、ミズゴケでしっかりと植えていたら発根し今では元気に成長しています!
最近株分けをしたこの子は、一株から約10カ月で5株に増やすことができました!うまく株分けができればこのように株に根がついた状態で分けることができ、成長をスムーズにさせることができます。
ヘリアンフォラの育て方のコツは環境を整えること!
市販で販売されているヘリアンフォラは、交配系ですのでかなり丈夫です。水槽のなかに入れて、LEDライトで栽培しています。また、風の流れをつくるために、防水ファンをつけています。外で管理をするよりお金はかかりますが、見ごたえのあるきれいなインテリアになりますよ!
ヘリアンフォラの育て方をマスターしきれいに栽培しよう!
ヘリアンフォラはとても美しくてキレイな植物です。一般的にヘリアンフォラは育て方が難しいとされていますが、実際は環境を整えることで珍しい植物がほしい方はぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。ホームセンターに7月~9月位によく出回ります。実際に目にしたらきっと食虫植物の沼に・・・
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