どんなご家庭で部屋の中にある植物ポトスですが、購入当初は模様がきれいに入っていてとてもきれいに育っていたのに、長年育てていると真みどりになってきてしまったなんてことありませんか?
ポトスの斑は暴れやすく、模様も変わることがあります。今回は、我が家でポトスを育てていて、もしかしたら斑の模様をコントロールできるかもということをお伝えしていきたいと思います。
そんな方は参考程度にぜひご覧ください。
観葉植物はこちらから参考にしてみてください!
目次
ポトスの模様ってなに?
ポトスの模様というのは、いわゆる斑のことで、葉緑素を持たない部分のことを言います。斑はきれいな半面、光合成ができない部分なので面積が広ければ広いほど成長が緩やかになります。斑というのはもともと植物にとってはいいことはないので、受け入れない品種も多いです。中には斑を受け入れて固定されている品種もあり、そういった植物はよほどのことがない限り、模様がなくなったりしません。
ポトスには、柄によって名前が異なり、
と豊富な種類があります。模様によっては固定するのが難しい品種もあり、環境によってはうまく育てることができないこともあるのです。市販で流通している品種はどんな環境でも大抵育てることができます。しかし流通していないポトスなどの模様を維持するのは難易度が上がります。
緑になってしまう原因は?
緑が強くなってしまう原因としては以下のことが考えられます。
※あくまで個人的に調べたり、育てている感覚でのお話しです。あらかじめご了承下さい。
日光不足
ポトスは日陰において育てている人が多いと思います。もちろん耐陰性が高いので育てることは可能ですが、ポトスも植物です。植物は日光がなければ光合成できません。暗いということは、少ない光をより効率よく光合成しなければいけないので、葉緑素をなるべく増やそうとします。すると、斑の部分を減らして緑が強くなるのではということです。かといって斑の部分は強光には耐えられません。光をうまく調節することが大切になりそうです。
十分な肥料が与えられている
肥料分が多いと、葉緑素を作りやすくなり、緑がやや濃くなっていきます。過剰な肥料は斑をなくしてしまうので注意しましょう。
白い部分を増やすことはできるの?
斑の量を増やすのはむずっかしいと思ったほうがいいと思います。結構ストレスをかけて育てると気持ち増えるかもしれませんが、斑の量は出てくる葉ごとに異なるので気長に育てましょう。以下では個人的に効果がありそうな方法を紹介します。
用土を無機質にする
ストレスをかけるということで、用土は無機質にすると根の張りも遅くなり、斑がくっきりした感じがします。モンステラなどにも使えますので試してみてもいいかもしれません!
肥料を極力抑える
肥料は、無機質の用土に少量入れるくらいがいいかもしれません。なんなら成長を遅くしてもかまわないなら与えなくてもいいでしょう。緩効性なら問題なく使えると思います。液肥は頻度に注意しましょう。
日光やLEDライトに当てる
ほかに植物を多く育てているなら、LEDライトもおすすめです。LEDライトなら光を調節しやすいので環境に合わせて使うことができます。
湿度をあげる
これは感覚なのですが、空気中の湿度をあげると、斑周りが良い感じがします。熱帯植物と同じ環境にするといい感じに育っています!
ポトスの模様は試行錯誤して楽しもう
あれやこれやと試行錯誤するのもガーデニングの面白いところだと思います。ぜひ自分に合った環境を整えてきれいなポトスを育ててください!
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