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斑入りモンステラを上手に殖やそう!斑入りの殖やし方とポイント解説

斑入りモンステラ観葉植物
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最近どんどん人気になっているモンステラ。人気の理由は様々ですが、特に、白や黄色の斑が入ったモンステラが人気で高値で取引されています。切れ込みの入った大きな葉に、きれいな斑周りのモンステラ。購入したのはいいけれど、

斑周りが悪い
斑抜けになってしまった。
斑がなくなってもいいように殖やしたい

そんな方も多いと思います。今回は、モンステラの特に斑入りについて殖やし方やその時のポイントについてご紹介していきたいと思います。

お部屋のインテリアにおすすめ!【モンステラを室内で】育てよう!

斑入りモンステラについて知ろう!

 斑入りモンステラをご存じですか?斑入りモンステラは最近ネットショップなど多く見かけます。モンステラは聞いたことがある人も、斑入りって何?という方もいると思いますので、以下で紹介していきます。

モンステラってどんな植物?

 モンステラは、「怪物」という意味を持つ言葉から由来しています。葉の特徴は、新葉がかわいらしいハート形の葉を展開。その後大きくなるにつれて切れ込みが入ってきて最大では、人の顔よりも大きな葉を展開していきます。

 モンステラは熱帯系の植物で、暖かく湿度の高い場所に自生しています。家庭でよく育てられているポトスなんかと同じで、茎のところから気根を出し、木などに巻き付いて自生するそうです。気根は、空気中の湿度の高さで出ます。根っこの役割もあるので、土に植えれば根として機能します!

斑入りモンステラはどんな特徴がある?

 モンステラは普通の品種もとても人気ですが、斑入りになるともっと人気になります。主な特徴は、黄色や白の模様が入るところです。斑とは、葉緑素がない状態の場所のことです。成長がゆっくりといった特徴があります。また、成長するにつれて環境によって斑が消えることもあります。これを斑抜けといったりします。

 斑入りモンステラはさまざまな表現がされていて、イエローモンスターやホワイトモンスター、ハーフムーンなど。英語表記だと、「モンステラ・バリエガータ・Monstera Variegata 」といったように表現されます。


斑入りのモンステラはなぜ高い?

 最近話題でもある斑入りの植物は、品種によっては普及していて低価格のものもあります。しかし、成長が遅かったりや繁殖が難しかったりすると、価格が高くなります。

 モンステラの場合、人気もあり、斑も抜けやすいという特徴から、金額がやや高くなっていると考えられます。しかし、高いなりに美しい姿を見せてくれるので鑑賞価値は高いです。

高額なものだと400万を超えた例があったりしますが、園芸店のものはそこまでしないので安心してください!

価格帯はサイズにもよりますが、

15000〜30000円前後です。

斑入りモンステラの育て方を知ろう。

 斑入りモンステラはやや癖の強い植物です。ある程度育て方を変えないと、普通のモンステラになりやすいので、定期的なメンテナンスを心がけるようにしましょう!以下では、管理の仕方について紹介していきます。

斑入りモンステラは日光に注意?

 斑入りの植物は全体的にそうなのですが、葉緑素が少ない分、吸収できる日照量も少ないです。ですので、直射日光に当ててしまうと、すぐに葉が傷んでしまいます。しかし、かといって日光に当たらないと、植物は少しでも日光を得ようと、葉緑素を増やしていきます。結果、斑の部分がだんだん緑がかり、最終的に斑抜けの状態になってしまいます。自宅の様々な位置において実験をしてみると最適な栽培場所を見つけることができます。いくら耐陰性が高いといっても斑入りモンステラを育てるときには、必ず日光に当てましょう!

水やりは常に加湿ではいけない?

 斑入りモンステラに限った話ではないですが、植物は、ある程度乾湿の差があったほうが成長がよくなる場合が多いです。常に用土が湿っていると根が呼吸できず、根腐れを引き起こしやすくなってしまいます。

 水やりのポイントは、「用土の表面が乾いたら」とよく見かけますが、それだと鉢内が十分に乾いていない可能性があります。最もよい見分け方は、鉢の重さです。植え替え直後に鉢の重さをなんとなく感じておきましょう。水をあげるととっても重くなりますよ!軽くなってきて完全に乾ききる前を見極められるようになりましょう!

肥料は必要?

 肥料は不必要ではないです。しかし、入れすぎると斑を減らして元気いっぱいな緑モンステラになります。ということは、ある程度厳しめの環境でストレスは与えたほうがいいわけです。ですので、やや無機質を多めの用土に肥料は入れてもごく少量に抑えましょう!

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植え替えの頻度と斑の量の関係!

 モンステラは根を沢山伸ばす植物です。根が沢山回るということは、それだけ植物も水を吸うことができるので、成長が良くなります。しかし、前述した通り、ストレス無く成長させてしまうと緑が優勢になってしまい、斑が抜けやすくなってしまいます。始めの管理は難しいですが、根を少し剪定して短くしてあげましょう。ですので植え替えは、斑の量が減少してきてからが良いです!

斑入りモンステラを殖やそう!

 ここまで紹介してきた斑入りモンステラですが、なんともレベルが高く感じますよね。しかし、だからこそきれいに仕立てるとかっこよくなるのです!その斑入りモンステラを沢山殖やすことができたらモンステラ栽培をもっと楽しむことができます。以下ではその方法について紹介します。

斑入りモンステラの殖やし方1 茎伏せ

 モンステラは、茎を切り分けて殖やすことができます。斑入りモンステラも同じように殖やすことができます。ここでポイントは、いかに斑が入った茎を見つけるかです。基本的に斑は、斑があるところから殖えます。最初から斑が多ければその分殖やすことができやすいです。茎を切るときはなるべく斑の量が多い部分をカットしましょう。

 茎のカットの仕方は、節目の芽が出る部分と気根の部分を残してカットしましょう。カットする際にはカッターや剪定ばさみを使いますが、しっかり熱殺菌や消毒をしてから使うようにしましょう。

 切り終わった茎は、ミズゴケの管理をおすすめします。虫が湧きずらく、菌の繁殖も抑えられます。培養土に植えると、腐る可能性が高くなるので注意しましょう。

 管理の方法は、適度に湿度を保ちつつ、乾燥させないようにすることです。絶対にずっとびちゃびちゃの用土で管理しないでください。腐ります。

詳しいやり方はこちらの動画が参考になります。ご覧ください!

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斑入りモンステラの殖やし方2 挿し木

 モンステラは挿し木をすることもできます。さっき茎の部分をカットした残りの上の部分は、挿し木や水挿しで殖やしましょう。上の部分を挿し木するなら、必ず気根を残して切るようにしましょう。挿し木後の成長速度が圧倒的に変わります。

 挿し木の場合は、鹿沼土単用で植え付けてあげて、やや腰水気味にすることで、乾燥を防ぎ菌の繁殖も減るでしょう。水挿しの場合は、毎日水を交換するようにしましょう。

斑入りモンステラはどれくらいで芽が出る?

 斑入りモンステラの殖やし方1・2のどちらも気根がどれだけ残っているかで成長スピードが変化しますが、基本的には、3週間~2カ月です。我が家の茎伏せは、2カ月かかりました・・・毎日気になると思いますが、気長に管理しましょう。気づいたら芽が出ているはずですよ!

斑入りモンステラの殖やし方の注意点は?

 斑入りモンステラも案外簡単に殖やすことができます。しかし、油断すると枯れやすくなってしまうので注意しましょう!ここからは注意点についてお伝えします!

水のあげすぎは厳禁!

 前述した通り、早く大きくなってほしいからといって、水をあげすぎるのは厳禁です。ある程度湿っていれば十分ですので、毎日水やりは必要ありません。

 理由は、親株ほど根が少なく、水を吸うことができないからです。成長に最適な水分量をキープできるように気をつけましょう。

土よりミズゴケの方がいい?

 ミズゴケは最強です。何も考えなくても、湿度を保ってくれますし、通気性も良い。おまけに菌を発生させにくい弱酸性の用土なので茎伏せにはもってこいです。デメリットはやや高いことですが、高いものほど性能がよくゴミも少ないです。

 用土を使う場合は、配合し比率を見つけなければいけないので初心者の方はミズゴケを使うようにしましょう。


 鉢のサイズに注意!

 鉢のサイズは大きい株でも小さめのものにしましょう。これは、いかに水を早く乾燥させて循環させるかが大切だからです。大きな鉢でいつまでも鉢の中が乾かないと根腐れを誘発します。茎伏せなんかはほとんど鉢の大きさは必要ないので、小さめの鉢を準備しましょう。

斑入りモンステラを沢山殖やそう!

斑入りモンステラは、人気の株で、購入するとやや高額な植物です。しかし、一度購入して殖やせば沢山斑入りモンステラを育てることができます。ぜひオシャレでかっこいい斑入りモンステラを沢山殖やしてくださいね♪

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