皆さんは、ハオルチアをどこで育てていますか?
屋外で育てている方もいれば
室内で育てている方もいると思います。
今回は、ハオルチア初心者の方が育てるなら絶対おすすめな場所を紹介したいと思います。
ぜひ最後までご覧ください!
目次
ハオルチアはどの場所で育てるべき?
結論断然室内です。ハオルチア初心者の方は室内で栽培したほうが失敗しないと思います。以下では、ハオルチアをなぜ室内で育てるべきか、屋外と室内のメリットデメリットを紹介しながら解説していきます。
屋外でハオルチアを育てるメリット
もともとハオルチアは当たり前ですが屋外で自生しています。ですので自然の形に近い屋外での栽培が理にかなっているでしょう。具体的にどんなところがメリットなのでしょう?
大量に栽培できる
ハオルチアを育てている人で、一鉢でおさまる方はなかなかいないでしょう。どうしてもコレクションしていく方が多い気がします。ハオルチアをたくさん育てるとなると場所問題が出てきますが、屋外の管理でしたら庭やベランダなどで沢山育てることができます。
設備費がそこまでかからない
ハオルチアを屋外で育てる時は、あまり費用がかかりません。
かかる費用は遮光ネット(場合によってはいらない)位ではないでしょうか。もちろんラックをつけたりすればいくらでも費用をかけることは可能です。最低限のものが比較的少なく育てることができるでしょう。
自然光で管理しやすい
ハオルチアはもちろん植物なので光が必要になります。屋外なら、年間を通して日光の当たる時間を調節するために場所を移動しやすいです。夏と秋では、日照の角度がかなり異なりますので、置き場所を工夫しましょう。
水やり管理をしやすい
植物に水をやると心配なのは用土が乾かず根の窒息を起こしてしまう「根腐れ」です。これは、用土の乾きが遅い状態です。特に根が発達していない株は用土内がなかなか乾かず根腐れを起こしやすいです。これが屋外の場合だと風や日光がしっかりと確保できるので用土を乾かしやすいです。ハオルチアは水も好きですが乾燥には強いので、沢山育てている方だと屋外は管理しやすいでしょう。
屋外でハオルチアを育てるデメリット
これだけ屋外でハオルチアを育てるメリットがありますが、デメリットもあります。デメリットを理解したうえで屋外栽培しましょう!
鑑賞するには外に出る必要がある。
私はこれが一番デメリットだと思います。外で育てることで鑑賞頻度が落ちてしまいます。そんな大げさなと思うかもしれませんが、ハオルチアにべたぼれな方は心配でついつい外に見に行くでしょう。それなら始めから室内で育てることでずっと見ていられますよ!
土砂降り対策が必要
明日台風が来ます。となったらハオルチアを非難させなければいけません。仮にそのまま育てておくと、鉢が倒れないにしても大量の水をずっと浴びることになります。次の日からっからに晴れてしまうとハオルチアにダメージが出てしまう可能性があります。もちろんあまざらしでもしっかりと育てている方もいると思いますが、慣れるまでは見極めが難しいでしょう。
日光に当てすぎてしまう
ハオルチアはその性質上直射日光が苦手です。しっかりと遮光したり、置き場所を工夫しないとすぐに葉焼けを起こしてしまい枯れてしまいます。屋外で育てる際には注意しましょう。
心配な方は遮光ネットを活用しましょう。
季節によって対策が必要
春、秋は特に気にすることはありません。夏冬になると気温や日差しにかなり気をつけなければいけません。夏越し冬越しはしっかりと行わないと枯れてしまうので注意しましょう。
害虫がつきやすい
屋外では、ハオルチアに害虫が付きやすくなってしまいます。特にカイガラムシ、アブラムシなどには注意が必要です。屋外でハオルチアを育てるためには必ず害虫対策をしましょう。
カイガラムシがついてしまったときにはこちらの記事を参考にしてください。
室内でハオルチアを育てるメリット
ここまでは屋外のメリットデメリットについてご紹介しました。では、屋外に対してハオルチアを室内で育てることにはどんなメリットがあるのでしょうか?
環境を整えやすい
室内で育てる際に環境を整える必要がありますが、逆にいうと理想の環境を整えやすいというメリットがあります。ハオルチアに最適な環境を作ることで、成長を促進させることができます。また、葉焼けや水管理も自分次第でコントロールできるので初心者の方にはおすすめといえます。
いつでも鑑賞できる
室内で育てることで、朝起きてすぐに、部屋でだらだらしているときにも、食事中に(食事に集中しましょう(笑))見たいときにすぐに見れるのはかなりメリットといえるのではないでしょうか。
害虫がつきにくい
室内で育てていれば、持ち込まない限り害虫が湧くことはありません。もちろんコバエは発生する可能性があります。また、買った植物を植え替えないと害虫がついていることに気づかず繁殖させてしまう可能性があります。しかし、始めの害虫対策をしておけばあまり気にしなくても大丈夫でしょう。
四季に左右されにくい
温度管理や環境管理をしてあげれば、真冬の寒さや真夏の暑さに気を付ける必要なく安心してそだてることができます。こちらも初心者の方に室内栽培を進める理由になります。
室内でハオルチアを育てるデメリット
私は室内栽培をものすごく押しますがもちろんデメリットもあります。室内栽培をしようとしている方は参考にしてください。
環境を整えるために費用がかかる
莫大な費用ではないですが、屋外に比べてややかかります。
必要なもの(無くても大丈夫です)は
などです。キレイな株に仕上げたいなら必須です。しかし、そこまでこだわらないという方は気にする必要はありません。
用土選びがかなり大切
室内で育てる場合は、用土選びが重要になります。あまりにも水持ちの良い有機質たっぷりの用土を使うと、ハオルチアがジュレってしまい枯れてしまいます。自分の目的に合わせて用土を決められるようにしましょう。
用土の選び方についてはこちらの記事を参考にして下さい。
やや電気代がかかる
気になるほどではありませんが、LEDやファン、冷房などを使う場合は若干電気代がかかります。しかし、LEDなどは電気代がかなり安く抑えられるのでそこまで気にする必要はないでしょう。
部屋が狭くなる
植物が増えすぎるとすぐに部屋が狭くなります。植物に囲まれて生活できるので好きな人にはいいですが、同居している人がいる場合は確認するのが無難です(笑)
室内で育てる場合は、ハオルチアをどの場所に置く?
置く場所は南東方向の窓辺をおすすめします。東向きでも南向きでもかまいません。北側に置くと日光不足。西側は西日の日照と気温が高いため。朝一番の日光や、日中の光を当てられる東や南向きの窓辺に置くことで、適度な日光を当てることができます。これらの場所に置いたうえでさらに補光する場合はLEDを検討しましょう。
ハオルチア初心者は室内で育てよう!
屋外室内それぞれのメリットデメリットを紹介してきました。自分にはどこが適切だと思いますか?私は室内がおすすめだと思いますが、自分にあった場所でハオルチアを元気に育てることをおすすめします。
適切に管理できるところでハオルチアを元気いっぱいに育てましょう!
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