食虫植物冬越しシリーズ第5だんは
セファロタスです!
セファロタスは気温や条件で姿を変える不思議な食虫植物です。
その特性を知らずに冬越ししてしまうと
そうならないように今回の記事を参考に冬越し対策してみてください。
セファロタスの育て方はこちら!
目次
セファロタスの自生地の冬の環境は?
セファロタスはオーストラリアの海岸線に自生しているとされていて、写真で見るとほんとに崖沿いの険しいところに群生しているのです。皆さんもご存じの通り、オーストラリアは、緯度が反対なので日本と環境が真逆になります。しかし、日本で販売されているセファロタスは、日本に順応したものなのでそのまま管理して大丈夫そうです。
オーストラリアの冬は、低温で5℃位になりますが、湿度は高い環境になります。しかし、セファロタスは徐々に順化させることで乾燥していても栽培可能になるなどかなり強い植物なのです。ですのでむしろ人為的に環境をどうこうしないほうが良いのかもしれません。
セファロタスの冬越し方法は?
ここからはセファロタスの冬越しに必要な方法を紹介していきます。前述したとおりあんまり気にしないで育てるほうが無難そうです!当方では、水やりも気が向いたら行い、加温等も特に行っておりませんがわさわさ群生しております!!!
セファロタスの冬越し 温度管理編
セファロタスの温度管理についてですが、カチコチに凍らず、5℃を下回らなければ枯れることはなさそうです。ですが、あまりに気温が低いと、袋をつけなくなり平面葉しか展開しなくなったりします。捕虫葉を楽しみたい方は10~15℃を目標に管理すると良いでしょう。室内の水槽に入れておけばそのくらいの温度を保ってくれますので楽に管理できます。また寒くなってくると緑色のセファロタスはだんだん紅葉していきます。真っ赤なセファロきれいですよ!
セファロタスの冬越し 水やり編
セファロタスは水が大好きですが、ずっと水浸しで根をじめじめさせるのは嫌いです。乾湿のメリハリをつけたほうが根張りもよく育ちます。根張りは地上の葉の状態に非常に影響を与えるので過保護に水やりしすぎないようにすることが必要そうです。水やりが苦手な人は、薄く腰水してもいいと思います。
冬の間も特に気にせず与えていいですが、早朝や夜間は寒いのであまりに冷水を与えるとびっくりしてしまいます。可能なら暖かい時間帯にたっぷりあげましょう。
セファロタスの冬越し 日当たり編
セファロタスは夏以外はしっかりと日光に当てましょう。日当たりで捕虫葉の展開率もかなり変わってきます。平面の葉を展開するということは、捕虫葉よりも光合成の効率をよくするためという考えもあります。
冬は、日照時間、日射角度ともに管理しにくい季節です。おすすめは室内で水槽栽培です。本当に失敗しなくなりますのでおすすめですよ!
セファロタスの冬越しに必要な設備は?
セファロタスは屋外でも室内でも冬越し可能です。屋外の場合はこれといって必要な設備はありませんが、用土が凍るような場合は少し加温するためにも水槽やビニールハウスなどで温度を高めてあげましょう。
室内の場合は、LEDライトも必要になります。LEDライトでの管理の場合は距離で温度も少し変わったり日照量を調節しやすくなります。また、室内に取り込み、水槽&ledだけで10℃近くまで保温されるので簡単に管理することができます。
セファロタスは温度と気温で姿が変わる?
セファロタスは、あまりに温度が低かったり、湿度が低かったりすると捕虫葉を展開せずに平面葉のみ展開することがあります。徐々に低湿度に順化させれば一概には言えませんが、温度15℃湿度60%以上25℃80%以下位を目指せば比較的袋をつけやすくなります。
セファロタスを冬の間も元気に育てよう!
セファロタスは寒さに強い食虫植物です。凍らない様に室内で管理することで簡単に冬を越せるようになるので皆さんもこれを機にセファロタスを室内で栽培しましょう!いつも袋をつけるところを見ることができるのでおすすめですよ!かわいくもりもりに育ててください!
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