極寒の冬を超えて
いよいよ春の訪れを感じる季節になりました。
皆さんの植物に変化は現れましたか?
食虫植物以外も、少しずつ葉が動き始めるころですね!
ハエトリソウを今日まで我慢して放置できた方
おめでとうございます!
暖かくなり始めるといよいよハエトリソウも動き出していきます。
今回は、そんなハエトリソウが動き出す前にやっておくとよいことを紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
目次
ハエトリソウは冬に休眠している
ハエトリソウは、冬に休眠しているということをご存じでしょうか?12月を過ぎるとハエトリソウはほとんどが枯れたような状態になります。
「寿命かな?」
といって捨ててしまう人もしばしば。
ハエトリソウは、冬の間にエネルギーをためて、暖かくなると葉をばっ!と展開していきます。そのちょっと枯れている冬の間にひと手間加えることで、春の成長を加速させることができます。暖かくなってきたな~と感じたら以下のことをしておくことをおすすめします。
冬の管理はこちらから
春にやっておいたほうがいいこと1 植え替え
春にやっておいたほうがいいことその1は、植え替えです。理由は、用土が傷んでいる可能性があるからです。特にミズゴケを使っている方は、現在の用土を見てください。カチカチに凍ってしまっていたり、ぬめりが多く発生していたりと新鮮な状態でない場合が多いと思います。おそらくそのまま育てていても育つとは思いますが、ハエトリソウが休眠から目覚めたときに心地よい用土に植えてあげることで、春の葉の展開ラッシュを気持ちよくスタートさせることができます。無理して植え替えなくてもいいですが、よゆうのある方はぜひ植え替えをしましょう。
春にやっておいたほうがいいこと2 枯葉の整理
春にやっておいたほうがよいことその2は、枯葉の整理です。なぜこのタイミングかというと、単純に植え替え作業のタイミングで取ったほうが簡単だからです。真っ黒になった葉や、葉の先が黒くなっているものはこの際に取っておきましょう!
ほかにも、休眠していてあんまり葉もないので無駄に葉を閉じさせることが少ないというのもあります。葉を取る際には、上ではなく、下に向かって引っ張ってあげると簡単に取ることができますので、試してみてください。
春にやっておいたほうがいいこと3 株分け
春にやっておいたほうがいいことその3は株分けです。これも植え替えのタイミングでやるのがおすすめなのですが、春一番はハエトリソウにとって成長期です。株分けをした後は少し成長がとまってしまいますので、冬のうちから準備をしておくと、春のスタートに間に合わせることができます。毎年株分けで増やしていくと数年後には10倍以上殖えてしまうので、増やしすぎにはご注意ください(笑)
万全の状態でハエトリソウの春を迎えよう!
ハエトリソウは、夏に少し育ててからしてしまう方が多いような感じがします。うまくちゃんと育てることができれば、毎年ハエトリソウは葉を展開するので、年を越せるように頑張ってみてください!
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