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食虫植物に餌やりは必要?結局どう育てればいいか解説!

食虫植物
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食虫植物を育てていると疑問に思うこと。

「食虫植物は餌をあげなくていいです」

「食虫植物は肥料がいりません」

彼らはやせた土地で虫を食べられない環境でどのようにして生きているのだろうか?

私はそこまで深く考えたことがなかったのですが、

ある方に質問をいただきこれは確かに面白いテーマだなと思い

今回は記事にさせていただきたいと思います。

そもそも食虫植物の定義は?

 食虫植物の定義は

1 生物あるいはその由来物から根以外の器官(葉や茎)で栄養を得る
2 根以外の器官で得た栄養のおかげで、根からだけ栄養を吸収している植物が生えることができない貧栄養地に生えることができる

「育て方がよくわかる世界の食虫植物図鑑アジア、アメリカ、アフリカ、オーストラリア、ヨーロッパ各国の特徴ある食虫植物の育て方」田辺直樹 著 p15より引用

とされているようです。

海外では(Carnivorous Plant)肉食植物といわれていて、いかにも凶暴そうなものですよね。

何を言っているかわからない方も多いと思うのでもう少し詳しくお話ししていきます。


食虫植物はどうやって栄養を得ているの?

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 食虫植物は、定義でもお話しした通り、昆虫や、動物の糞、微生物などから養分を得ているわけです。しかし、家庭で育てている方は肥料や虫をあげる必要がないとお話を聞いているかと思います。ということはただでさえ痩せた用土に植えているのでどこから養分を得ているのか気になりますよね。

 食虫植物は、基本的な他の植物と同じで光合成と水で十分に生きていくことができるのです。

 特に水は他の植物に比べてたっぷり必要なのが特徴です。一年中湿っている用土でないと逆にすぐ枯れてしまいます。普通なら根腐れしますよね。もちろん淀んだ水では根もやられてしまいますが基本的には腰水管理で育てる種類が多いです。

 また日光もとても大好きです。夏の直射日光は、ハエトリソウ、サラセニア以外は注意が必要ですが、栄養が乏しい分日光は沢山与えるようにする必要があります。ハエトリソウを日陰で育てるとだんだん葉も細くトラップ部分がなくなり枯れていきます。

食虫植物は日光と水から栄養を得ていることで、捕虫したり肥料のすくない土地でも元気に育つことができるのです。

食虫植物に餌やりは必要?

 結論、必要ないです。食虫植物を外で管理している方なら、あげてもあげなくても勝手に虫をとらえている場合があるので気にする必要はないでしょう。室内の場合はコバエなどが入っていたりしますが、こちらの場合も無理してあげる必要はありません。しかし、少しの餌をあげると多少は成長に影響が出てくると思います。あげる餌は、チーズや鰹節のようなたんぱく質のものや、ミルワームなどの市販されている昆虫でも大丈夫なようです。もし上げる際には、様子を見ながら少量ずつあげるようにしてください。(私は人口食料は与えたことがありませんので無理してあげる必要はないと思います)

食虫植物はこう育てよう

 それを踏まえて、栄養の観点で育て方を考察してみたいと思います。これから餌というものは、コバエなどの小さめの虫をさすことにします。

ハエトリソウは注意?

 ハエトリソウは一番見た目がいかついのに一番デリケートです。餌を全部の葉に食べさせるとかなり弱ってしまうと思います。ですのでもし餌をあげるのであれば、一枚の葉に少量あげて、葉が開いたら他の葉に少量あげる位でいいと思います。

 とにかく日光と水分!を意識することが大切です!

それ以外の食虫植物

 それ以外の食虫植物は割と餌が多めでも問題ないでしょう。ウツボカズラやサラセニア、モウセンゴケは何もしなくても沢山虫が入っていることがあります。我が家では、鉢をコバエの近くに持って行ってモウセンゴケにお願いすることがあります(笑)商品にもよりますが、家はコバエホイホイよりモウセンゴケやムシトリスミレの方が成績がいいです。

あまり気にしなくても食虫植物は育てられます

 これまでいろいろお伝えしましたが、結局日光と水です。食虫植物を育てていると始めは捕虫シーンを気にして育てますが、育てていくにつれて捕虫してない姿を愛でるようになります。(画面越しの食虫植物ファンの方たちが全力で頷いていることでしょう(笑)

 あまり気にしないで環境をしっかりと整えてあげるときれいで元気な姿になりますよ!

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