突然ですが皆さんのご自宅で育てているポトスは
垂れていますか?密集していますか?葉の大きさはどうですか?
実は育て方でポトスの容姿は変化するのです。
そんなお悩みを解決できると思いますのでぜひ最後までご覧ください。
目次
ポトスがだらんと長く伸びてしまうのはなぜ?
ポトスは本来つる性の植物で、光を求めてぐんぐん伸びていくのです。また、株よりも下に葉が行くとだんだん節と節の間が長くなり、葉の大きさも小さくなります。ポトスは耐陰性が高い植物ですが、光が弱ければ弱いほどつるが長くなりますので、詰まったポトスにしたい場合には注意が必要です。
ポトスをしっかりと詰まった株にするには?
ポトスをしっかりと詰まった形に育てたい方は、以下のポイントに注意して育てるよう心がかけましょう。
日光湿度を保つ
ポトスを使った株にしたい場合は、葉の数が大切です。ポトスの葉を殖やすには、それなりにエネルギーや養分が必要になります。ポトスは、観葉植物のなかでも耐陰性が高いということで有名ですが実は日光が好きだったりします。また湿度を高めることで気根の発達もよくなり、株の成長を促進することができるのでわき目などが多くなり、結果的にしっかりと詰まった株になるのです。
鉢を一回り大きくして根を育てる
ポトスは根を沢山伸ばす植物です。根がどれだけ伸びるかでポトスがどれだけ成長するかも変わってきます。一年に1~2回程度植え替えてあげるとぐんぐんせいちょうさせることができます。あまりに鉢サイズが合わないと根腐れを起こしてしまうので注意が必要です。
葉を下ではなく上に行くように育てる
ポトスは、ハンギング型で葉を垂らすして育てている方も多いと思います。しかし、密集した株に育てるためには、葉を上に向けて育てるようにしなければいけません。上に上に育てるためにも鉢に支柱を立ててうまく巻きつけさせるようにしていきましょう。気根を支柱に近づけてあげるとうまく巻きつけられますよ!
肥料をあげて大きく育てる
ポトスを大きく育てるためには、肥料を与えることも重要です。肥料をあげることで緑色が強くなり、成長がよくなります。すぐにぐんぐん育てるためには、液肥や活性剤がおすすめです。他にもゆっくり効く元肥をうまく使うことで成長を促せます。しかし、早く育てたいからと沢山肥料を与えてしまうと肥料やけを起こしてしまうので肥料をのあげすぎには気をつけましょう。
ポトスが伸びすぎたときの対処法は?
ポトスは成長が早く、茎をどんどん伸ばしていくので形をくずやすい植物です。見栄えを整えていくためにメンテナンスを行いましょう。
剪定をする
ポトスが伸びてきたら、思い切ってカットしてみましょう。鉢から飛び出しているところをカットすることできれいに整った株をつくることができます。カットの時に節をきれいに残して切ることで、殖やすこともできるのでおすすめです。枯れている葉も一緒に取り除いてしまいましょう。
ポトスを植え替えと株分けで調節しよう
ポトスはほんとに早く成長してしまうのですぐに鉢いっぱいいっぱいになってしまいます。いっぱいになると葉がよわよわしくなりだらんとしたポトスになってしまいます。そのような場合、植え替えと株分けをしましょう。植え替えは少しだけ大きい鉢に植え替えましょう。根を伸ばせる空間をつくることで葉もしっかりとした葉になります。あまりにも沢山の株がある場合は、株分けをして増やしていきましょう。
これらの殖やし方はこちらの記事で紹介しています。良かったらご覧ください。
ポトスを置いている環境を整える
ポトスを育てている方のほとんどは、日陰やトイレなどの暗いところで育てています。前述した通りポトスは耐陰性もありますが日光も好きです。直射日光はよくありませんが程よく日光を当てることで立派な株になります。
また湿度を保つことも大切です。程よい湿度を保つと、成長もよくなり、斑の模様も安定してくるでしょう。
ポトスを育てるときは、観葉植物で有名なモンステラと似たような環境で育てることで成長をよくすることができるようになるでしょう。
モンステラの育て方はこちら
ポトスをきれいにしまった株に育てよう
ポトスは、育て方や環境でいろんな姿に変化します。今回はしっかりとしまった株のつくり方を紹介しましたが、伸びている姿が好きな人は今回の育て方を参考に調節してみてください。自分好みのポトスを育てられるようになって園芸をもっと楽しみましょう!
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