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ハエトリソウに寿命はある?枯れてしまった原因を考えよう!

食虫植物
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ハエトリソウを育てていると

「捕虫葉がすべて枯れてしまった」
「気づいたら溶けて消えていた」

なんてことありませんか?

そして

「これはきっと枯れる時期、寿命だったんだろう」

と思う方もいるかもしれません。

そこで今回は、ハエトリソウに寿命があるかどうか、またなんで枯れてしまったかについて原因を考えていきたいと思います。

ハエトリソウに寿命はあるの?

 そもそも植物に寿命はあるのかどうかですが、一年草と多年草という二種類に区別できます。

一年草はその名の通り、一年で成長~枯れるのサイクルを持つもの。

多年草は冬に越冬して何度も花を咲かせる植物を言います。

結論から言うとハエトリソウは多年草で、寿命というものはないと考えていいと思います。

しかし、ハエトリソウもちゃんと枯れます。ハエトリソウは枯れてしまったらおしまいです。他の食虫植物には、根っこだけあれば復活するものもいますが、ハエトリソウはそこまでの生命力はないです。

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ではなぜ寿命だ寿命だといわれてしまうのでしょうか?

ハエトリソウが枯れやすくなる原因

 ハエトリソウは、一般的な観葉植物と比べるとやや癖のある管理をします。故に、管理の仕方が分からないとワンシーズンで枯れてしまうのです。以下では枯れてしまう主な原因4選を紹介します。ハエトリソウが寿命で枯れてしまったと思っている方はぜひ参考にしてみてください。

1.触りすぎ、葉を閉じさせすぎ

 ハエトリソウを枯らす原因ランキングで堂々の第一位といっても過言ではない「触りすぎ」です。植物が虫をとらえるくらい高速で動くわけですからかなりのエネルギーを消費します。それを毎日毎日、葉が開いたらすぐ触るなどを繰り返していると、エネルギー不足になり、いわゆる寿命が来てしまいます。特にお子さんやペットがいる方は注意しましょう。

2.日光不足すぎ

 ハエトリソウはその見た目から、部屋のインテリアとして飾りたい方も多いようです。しかし、ハエトリソウは室内栽培はほぼ向きません。(環境作りができる方は別ですが)むしろ屋外でほったらかし位がちょうどよく育ちます。寿命が来ないようにするためにも詳しくはハエトリソウの育て方の記事をご覧ください。

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3.乾燥させすぎ

 先ほどは、ほったらかしにするといいと言いました。しかし、あまりにほったらかしにすると用土が乾いてしまい、枯れてしまいます。ハエトリソウは日光も好きですが、同じくらいに水も好きです。常に用土が湿っている様に腰水管理で育てましょう。

4.冬場に休眠させなかった

 春夏秋と順調に育てると冬になり寒いのがかわいそう!といって屋外から部屋にしまう方が多々います。すると、冬の間、もしくは春先にどんどん元気がなくなり枯れてしまうのです。これを寿命と勘違いする人が多いです。

 ハエトリソウは、日本のように四季のある地域で自生しています。ですので冬は寒さに当てるが正解です。0℃を大幅に下回る地域でないならば、基本的には外にだしっぱ。冬の間は水やり日光を忘れずに。冬は枯れているような姿を見せますが、間違っても寿命が来たと思って捨ててしまわないように!春になれば元気な葉を沢山展開してくれることでしょう。

結論 ハエトリソウに寿命はない!

 以上のことから、ハエトリソウに寿命はないと考えるのが良いということになりました。(個人の見解です)私の育てているハエトリソウは2シーズン過ぎましたが全株ピンピンで、むしろ増えすぎて困っているくらいです。枯れるのが心配な方は、早いうちに株分けや実生をして増やしておくことをおすすめします。

 毎年きれいな葉を展開できるよう、育て方をマスターしてみてください。

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