こんにちは!
4月から子供たちに毎日多忙になりながらも向かい合っている先生方。未来の子供たちのために本当にありがとうございます。
今回は、元多忙な小学校教員だった私が転職を経験して感じた、一般企業と公務員の違いについてお話ししていきたいと思います。
4月は忙しいシーズンです。しっかりと準備をしておきましょう!
また、自分はこの仕事に向いているかをチェックしておくと将来について考えることができます。
目次
現職だった頃の勤務体系
教員だったころは大変なことばかりでした。
・初めての学校はコロナスタート!
私が教員になりたての頃は、まさかのコロナスタートでした。初めてコロナが流行り、子供たちは学校に来れず休校期間が2ヶ月ほど続きました。その頃はほとんど定時退勤ができていて、まだ本当の大変さをわかっていませんでした。
・勤務時間や環境はどうだった?
子供たちが登校し始まるといよいよ本当の忙しさがきます。毎日朝7時から夜の7時すぎまで、ほとんど休憩がなく多忙で苦しかったです。通知表の時期になると初任のころは12時を過ぎることも!!!また、同学年の先生に怒られ、メンタルがボロボロでした…
・ついに体調が・・・
そして夏休みシーズン。まさかの休みが1週間程度。その間子供たちは半日学校に来ることに。いよいよ疲労もピークになり、ついには黒板の前でよろけてしまうまでに。そして保健室に駆け込み自宅まで送ってもらう。そんなことがありました。
数日間休むことになりましたが、復帰しても現状は変わらず・・・子供たちと過ごしているとき以外は苦痛の日々をすごしました。毎日多忙で現状を変えたかったです。
・仕事ができそうと思われると仕事が増えるよ!
私は特に仕事できるアピールをしていたわけでは無いのですが、やたら多い校務分掌を任されてしまいました。給料が上がるわけでもなく称賛されるわけでもなく・・・ただただ勤務時間が大幅に増えただけでした。
一般企業に勤めるようになって
現在一般企業に勤めるようになって多くのことが変化しました。
・基本ホワイト!
会社によると思いますが、仕事を選ぶ前に調べればホワイトな会社につくことができると思います。朝はほぼほぼ定時、夜は残業すれば残業代が支給される。普通なら当たり前のことですが学校では当たり前では無かったです。
・昼休憩がある!
昼休憩?って思っていましたが、なんと一時間も休憩する制度があるんですよ!!!驚きです。その時間は特に決まったことをする必要も無くのんびりできるわけです。教員時代はご飯を食べるときですら10分程度しかなかったのに。
・称賛される!
一生懸命仕事をして成果を上げると称賛されます!これは賞与という形だったり昇進だったりですよね。これもモチベーションを高められるいいものだと思います。
・研修制度がある!
教員って研修制度なくないですか?初任者研修はあるけど、現場で使う研修がないんですよね。職員会議って?学校の一日の流れは?普段の授業の考え方は?学習指導要領を読む暇は何処へ?(笑)
企業は割と手厚く研修をしてくれます。分からないことはちゃんと聞くことができる環境です!
・組織で動くことができる!
学校は組織という言葉を使いますが、組織の割には一人にのしかかる業務量のバランスが適当で無かった気がします。さらに教員は一人あたりの仕事量が半端ではないです。学級経営、授業、資料作成、会計、保護対応、生徒指導、校務分掌、丸付け、成績処理、・・・他にも多くの業務をこなさなければいけません。
しかし企業は一つの業務に集中することができます。営業の方は、数字をあげるために営業活動に注力。会計士はお金の管理をする。そのように自分がするものが明確になっています。その分仕事に集中しやすいですよね!
ぶっちゃけ転職してみてどうだった?
多忙だった教員時代とは変わって、今のところ楽しく仕事ができています。仕事内容が明確ですし、何より心にゆとりをもって仕事をすることができています。たまに子供たちが恋しくなることもありますが、自分の時間を大切にしていきたいと思います。しかし、子供たちと一緒に過ごせることができる教員も素晴らしい職業だと思います。もう少し業務内容が改善されて働きやすい環境になることを願っています。
転職を考えている方は、素早く活動することが大切です。早め早めの行動が自分の将来につながります。もう一度自分を見つめなおしてみてくださいね!
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